赤ちゃんがいる家庭でのエアコン取り付け時の注意と注意点
赤ちゃんがいる家庭でエアコン取り付けを検討しているお母さん、お父さんの中には「１日で工事終わるかな？」「騒音で赤ちゃん眠れなかったらどうしよ」など心配されている方も多いです。
この記事では、赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭でエアコンを取り付けするにあたり、気をつけるべきことをお伝えします。
【目次】
エアコン購入について
特別高い機種を選ぶ必要はない
「赤ちゃんのために色々な機能があるエアコンを設置しよう」と考えるお母さん、お父さんもいますが、それ本当に必要ですか？
代表的な機能が自動掃除機能ですが、正直この機能はほぼ意味がないと思います。著者の経験上、自動掃除機能を搭載しているからということだけで綺麗に保たれているエアコンってほぼ見たことがありません。むしろ汚れがひどいエアコンの方が多いです。これはエアコンの構造、設計上そのようになってしまうのです。
「自動掃除機能のあるエアコンで常に赤ちゃんに綺麗な空気を」と考えるのであれば、部屋を綺麗に保ち、フィルターを小まめに掃除することが最優先です。多機能エアコンの購入を検討しているのであれば、それが赤ちゃんのためになっているのかしっかり考える必要があります。
逆に、赤ちゃんがいる家庭で特に便利だと思うのはスマートエアコンです。
IOT（Internet of Things）により外からスマホでエアコンを操作することができるエアコン（スマートエアコン）が近年発売されるようになりました。これにより、今までは真夏に外から帰ってきてエアコンをつけて涼しくなるまで少なからず時間を要すのは当たり前でしたが、スマートエアコンではこの「待つ時間」がなくなり、帰宅時には快適な温度になっており、赤ちゃんにとってもストレスはかかりにくいはずです。
帰宅前にお腹が空いてグズって家に着いてから暑い中授乳やミルクをあげるのも大変ですよね。
中古エアコンはなるべく避ける
「赤ちゃんのために多機能エアコンで快適な部屋を」と考える方がいる一方で、「赤ちゃんがいるだけの部屋だし、とりあえず安い中古エアコンで」と考える方もたまにいます。しかし、中古エアコンはあまりおすすめしません。
しっかりクリーニングされている中古エアコンであれば検討しても良いですが、メルカリやヤフオクなどで「引越しで不要になりました」みたいな理由で売られているエアコンはクリーニングされていないことがほとんどで、実際は内部のカビがひどい、タバコやペットの匂いがきついということもあります。
安く買えたのはいいけど、クリーニングしないと使えないとなると新品エアコンを買うよりも高くついてしまうことも。エアコンクリーニングしないで使用すると内部に隠れていたカビや雑菌が赤ちゃんに悪影響を与える可能性もあります。
エアコン取り付け工事について
5月〜9月に工事を申し込まない
5月〜9月はエアコン取り付け工事の繁忙期で工事を申し込んでも実際の工事は2週間とか1ヶ月先ってことも普通にあります。つまり、赤ちゃんも暑い中過ごさなくてはならず、熱中症などのリスクが大きくなり危険です。
冬は寒くてもストーブなどで対策できますが夏はエアコン以外での対策が難しいので、4月、遅くても5月までには取り付け工事の申し込みをするようにしましょう。
さらに繁忙期には数日講習を受けただけのような経験不足な業者もお客様宅で作業させられることもあり、工事が終わった後に直後に問題（効かない、水もが漏れるなど）が出ることもあります。取り付けたのはいいけど数日後に効かなくなったなどの問題が起きた場合には修理までエアコンが使えない（効かない）状況になってしまい大変です。
5月〜9月の繁忙期にエアコンを設置工事を依頼するのはなるべく避けましょう。
エアコンの設置位置に注意
赤ちゃんが寝る場所の上や直接風が当たる場所にエアコンは設置しないようにしましょう。
エアコン工事の施工に不備があったり、不備がなくても壁の劣化や大きな地震などでエアコンが落下することが稀にあるので赤ちゃんが寝る場所の上にエアコンを設置するのはなるべく避けた方が安心です。配管が繋がっているので床まで落下することはほぼありませんが（室内配管が長ければ床まで落下する）とても危険です。
またエアコンの風が直接赤ちゃんにあたると低（高）体温や乾燥の原因となるので、その点も考え工事業者に相談してみましょう。
エアコンの設置位置にとっては配管や配管カバーなどの部材を多めに使用せざるを得ずに追加費用となってしまうこともあるのでその点は理解しておきましょう。また、排水勾配や電源コードの長さなどによっても設置位置が限られてしまうこともあります。
工事所要時間
工事所要時間は当然現場により異なりますが、１台標準取り付け工事の場合には60分〜90分が目安です。
新築で4台や5台設置する場合には朝から夕方までかかることも少なくないので、台数が多い時は入居前に工事を済ませておくといいと思います。5台の取り付けでも1人で行う業者さんもいれば、1台の取り付けでも2人で行う業者さんもいて、作業人数によっても作業時間が変わるので、気になる方は事前に業者さんに聞いておきましょう。
赤ちゃんは別室に移動させる
一般家庭のエアコン工事では継続して大きな音や粉塵が舞うことはあまりありませんが、壁の配管穴あけ時や機器（固定具）を壁に固定する際は振動ドリルやインパクトドライバーの音が鳴ったり、粉塵が舞うことがあるので、それらを気にされるようであれば、赤ちゃんは別室に移動させておいた方が安心です。
また、エアコン工事中は工具バックや電動工具も室内に持ち込むことになるので、ハイハイするような赤ちゃん含め、小さなお子さんが近ずくと危険なこともあるので、業者の立場としてもなるべく近ずかないように配慮していただきたいです。
まとめ
赤ちゃんがいる家庭でのエアコン取り付けについて解説しました。
小さなお子さん、特に赤ちゃんがいる家庭では業者が家の中に立ち入るのでさえ嫌な気持ちになるお母さん、お父さんも少なくありません。しかし、現代においてエアコンがない夏の生活は大変なものだと思うので、心配な点やわからないことは事前に業者さんに相談して購入や工事を進めてください。
家電量販店などでエアコンを購入するとどうしてもどんな工事業者が来るかわからないので、直接問い合わせができる業者（職人）さんを選ぶことで解決できる問題も多くなると思いますよ。
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滋賀
【廣田電気】
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