エアコン取り付け時のフレア加工方法とバリ取り|エアットコ
フレア加工とは
冷媒配管(銅製)をエアコン本体(室内機と室外機)に接続するために配管先端をラッパ上に広げる作業のことを言います。ちなみに「フレア」は英語で書くと「flare」で「朝顔状に広がる」「広がりのある開口部分」などの意味があります。
フレア加工手順
配管を切断する
パイプカッターで必要な長さのところで配管を切ります。配管を切るだけではありますが、ここでミスをすると後のフレア加工も失敗するのでいくつか注意が必要です。いくつか注意点を挙げます。
配管はまっすぐ伸ばしたところで切断する
配管が曲がったところで切断すると切断面がまっすぐにならず、フレア加工してもフレアが歪みガス漏れの原因となります。

一気に切らない
パイプカッターは刃の締め付けと回転を同時に行いながら扱います。スピードを重視し最初から刃を締め付けすぎると配管が潰れます。
配管は少し長めに切っておく
もしフレア加工をミスした時はミスした箇所を切り飛ばしやり直しが必要です。この時配管をギリギリに切っていると配管を全て交換しなくてはいけなくなります。配管接続時は多少の融通はきくので多少長くても大丈夫です。
バリを取る

配管切断で内側にできたバリをバリ取りで除去します。
このバリは職人によって「とる」「とらない」がわかれます。バリはフレア面に傷を発生させる原因となるので、まずはバリ取りせずにフレア加工を行ってみて傷が「つく」or「つかない」でバリ取りの必要性を考えましょう。なお、職人ではバリ取りする派が多いと思います。
フレア加工

配管サイズを確認してフレアツールのクランプバーに配管をセットします。この時、フレアツールに配管先端がぶつからないように注意しましょう。軽くぶつかっただけでも配管口に傷がつき切断からやり直しということもあります。
クランプバーの穴から配管が2mm程度出るくらいのところでセットするとちょうどいい大きさのフレアを作ることができると思います。
適切な配管の出し代(だししろ)は使用するフレアツールによっても異なるので説明書を読んだり、慣れるしかありません。出し代が少なすぎても多すぎてもいけないので要注意です。
最終チェク

フレアが切り終わったらチェックし、傷やゴミの付着がないか確認します。必要であればフレア面にガス漏れ防止剤(ナイログ、エアコンパルなど)を施すことでガス漏れリスクを減らせます。
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