ドレンホースがボロボロに劣化した時は簡単にDIYで修理
冷房運転時に室内機で発生する結露水を外に排水する役割を持つドレンホースですが、室外に出ているドレンホースがエアコン設置数年でボロボロになることもあります。
ボロボロに劣化することでエアコンの効きに直接関係することはありませんが、「問題なし」という訳でもないのでその原因やボロボロになった時の対処方法について紹介します。
ドレンホースが劣化する原因
ドレンホースが劣化する原因を作っているのは主に2点あります。
紫外線などの外的環境
室外に出ている配管、ドレンホースは常に紫外線に晒されています。特に紫外線からは大きな影響を受けます。最近のエアコン工事業者の多くは耐候性のある(日光に強い)ドレンホースを使用します。しかし、耐候性のないものと比べると若干価格も高いため、劣化スピードの速い(耐候性がない)安いドレンホースを使用している業者も中にはいます。
もしエアコン取り付け工事前に心配な場合は業者のホームページを見るか、問い合わせ時に確認しておきましょう。なお、「安いドレンホースを使っているから手抜き」という判断が難しいのも実情です。
配管テープの巻き方の問題
室外配管をまとめてている化粧テープは通常、雨水が入らないように下から上に巻きあげますが、上から下へ巻かれているエアコンも少なくありません。その場合、雨水がテープの隙間がから侵入し溜まることでテープや配管、ドレンホースの劣化スピードが早くなります。
DIYで修理できる
高所や危険作業を伴う場合はDIYでの修理は難しいですが、そうでない場合はDIYでのドレンホースの交換が可能です。
準備するもの
- ・ホームセンターなどで購入したドレンホース
- ・脚立(手が届かない場合)
- ・ビニールテープ
- ・配管巻くための化粧テープ
- ・ドレン延長部品(必要であれば)
- ・カッターまたはハサミ
ドレンホースはホームセンターに行けば10cm単位で購入できます(店舗による)。ネットで買うと長さが決まっていることがほとんどなので、近くにホームセンターがある場合にはそちらのでの購入がオススメです。
交換手順
- 【1】配管の化粧テープをカッターで剥ぎます。ドレンホースの交換したい部分をカッター(ハサミ)で切ります。ドレンホース全体を交換する場合には室内機から30cmくらいの場所にドレンホース接続部分(最初から室内機についているドレンホースへの接続部分)がありビニールテープで巻かれているはずなのでビニールテープを剥がします。
- 【2】ドレンホースの途中から延長する場合には、延長部品を使って延長したいドレンホースをつなぎ抜けないようにビニールテープで巻きます。なお、接続口の合わせ方によっては延長部品は不要です。(ドレンホース全体を交換する場合には接続部分に差し込みビニールテープで固定)。
- 【3】配管をまとめ配管用の化粧テープを最初と同じように巻いて完了。
業者に依頼する場合
自分で「できない」「やりたくない」「ちゃんと修理したい」という場合にはエアコン工事業者さんに修理を依頼することも可能です。標準設置の場合で考えれば、出張費・工賃・ドレンホース代で相場的には5000円〜8000円くらいでしょうか。
まとめ
ドレンホース自体の劣化はエアコンの効きに影響はしませんが、劣化場所からの水漏れ・水垂れの問題が起きることがあります。
比較的簡単な作業ではあるのでDIYで修理を試みても良いかもしれません。もちろんエアコン工事業者に修理依頼することもできます。
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