劣化したエアコン配管の蛇腹カバー修理・補修はDIYで可能

【目次】

・エアコン配管の蛇腹カバーとは
・蛇腹カバーは劣化が早い
・劣化した蛇腹カバーの修理・補修
- ・DIYで修理する
- ・業者に依頼する
・蛇腹カバーに対するよくある質問
・まとめ

エアコン配管の蛇腹カバーとは

エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管は通常化粧テープで巻き上げ仕上げられますが、配管自体を日光や風雨から保護する目的や美観上の都合で化粧テープ巻き仕上げではなく、配管カバーで仕上げられることも少なくありません。このとき、カバー部品の一部に蛇腹カバーが使用されることもあります。

「蛇腹状」とは文字のごとく、「ヘビのお腹みたい」という意味で、蛇腹カバーは自在に曲げることができるカバーです。写真を見ればどういうものか一目でわかると思います。

蛇腹カバーは劣化が早い

施工やお客様の予算の都合上、蛇腹カバーを使用することはよくありますが、耐候性が劣るため劣化が早いというデメリットがあります。

蛇腹ではない部分のカバーは20年くらいは持つものですが、蛇腹カバー自体は数年でボロボロになることが非常に多く、直射日光が当たる場所ではそれが顕著です。配管の保護機能がその部分だけなくなってしまうだけでなく、見た目的にも汚くなってしまいます。せっかく綺麗に見せるためにエアコン設置時にお金を払って配管カバーを設置したのに数年後には劣化でボロボロになり、逆に「なんか汚い」状態になってしまうこともあります。

「ボロボロになった」「汚くなった」蛇腹カバーの交換を検討される方の多くは業者に依頼することを最初に思い浮かべるかもしれませんが、交換作業はDIYでも可能な場合もあるので説明していきます。

劣化した蛇腹カバーの交換・修理・補修

DIYで交換修理する

DIYで修理する場合、まずは安全に作業できる環境か確認してください。大前提として長いハシゴがないと手が届かないような危険な場所の場合にはDIYでの修理はおやめ下さい。

安全上問題がない場合には下記の手順で蛇腹カバーの交換を行います。

①既存のカバーのメーカー・色・サイズを確認する: 既設のカバーの表または裏側（部品によって異なる）に型式がわかる表記があると思うので、それをネットで検索すればメーカーとサイズがわかります。そしてその２つがわかれば「メーカー名　サイズ　蛇腹」とネットで検索すれば、交換したい蛇腹が検索に引っかかると思うので、Amazonなどでネットショッピングするか、ホームセンターで購入して下さい。
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②劣化した蛇腹カバーを取り外す: 蛇腹カバーはカッターで容易に切れます。このとき、カッターの刃を入れすぎて配管やドレンホース、電線まで切らないように注意しましょう。特に電線を傷つけてしまうと色々と問題がおきますので・・・・
③新規蛇腹カバーの設置: 用意した新規蛇腹カバーの裏面をカッターで切り開いて下さい（裏面に縦に線画入っているのでそれに沿って切れば問題ありません）。切り開いたら配管に被せるように設置して完了。