【目次】
室外機が傾く原因
設置してる室外機が時間とともに傾いていてしまう原因と対処方法を紹介します。なお、室外機が大きく傾くと異音や動作不良の原因となります。最悪の場合、配管接続部分に力が加わりガス漏れを起こし、冷暖房が使えなくなってしまう可能性もありますのでなるべく早期に対処しましょう。
室外機台の劣化
ルームエアコンの室外機が地面やベランダに平置きされる時には、ほとんどの場合プラスチック製の台(以下、プラ台)の上に設置します。プラスチック製なので風雨や紫外線により劣化することで室外機を支えるまでの強度がなくなり室外機が傾いてしまうことがあります。プラ台を交換しましょう。→【対処方法へ】
地面に埋もれる
土や砂利の上に室外機を設置すると次第に地面に埋もれていきバランスを崩すことで傾いてしまうことがあります。中にはプラ台のほぼ全てが埋まってしまっている室外機もあります。
柔らかい地面、水捌けが悪い地面の場合には設置時に対策するようにしたいところです→【対処方法へ】
固定ボルトの緩み
室外機が屋根架台や二段置き架台などで設置されている場合、固定しているボルトの緩み(劣化)室外機がで傾いてしまうことがあります→【対処方法へ】
地面や床が水平ではない
水捌けをよくするためにベランダ床に結構な傾斜をつけているマンションも少なくありません。そこに普通にプラ台に乗せて室外機を設置すると前方向に傾いてしまうことがあるので、防振ゴムで高さ調整することが多くあります。→【対処方法へ】
傾きの対処方法
室外機が傾いてしまった時の対処方法について説明します。
室外機台を交換する
室外機の台(プラ台)を交換したい場合、そのほとんどの場合、前後がビスで固定されているだけなので、(電動)ドライバーでビスをとり、新しいプラ台に入れ替えるだけです。難しい作業ではありませんが、室外機が重かったりすると少し大変です。
地面を踏み固める
室外機台が劣化しておらず、地面に埋まってしまっているだけなら室外機を持ち上げ、熊手などで土や砂利をならし、地面を踏み固めてください。
ブロックを入れる
地面が柔らかい場合にはホームセンターで購入できるコンクリートブロックを敷くこともおすすめです。
この時、室外機を大きく動かしてしまうと接続してある配管に力が加わりガス漏れを起こしてしまう可能性があるので注意してください。
ボルトを締める
架台のボルトの緩みが原因であれば水平をとってからモンキーレンチで締め付けてください。
ゴムを敷く
地面や床が水平ではない場合には傾いている方向の床と室外機台の隙間にゴム板を挿入し水平を取ります。ゴム板の方が扱いやすいため業者はゴム板を使用しますが、DIYで行うのであれば正直なんでも大丈夫です。
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まとめ
室外機が傾くと異音や動作不良の原因となります。最悪の場合、配管接続部分に力が加わりガス漏れを起こし、冷暖房が使えなくなってしまう可能性もあります。
ルームエアコンの傾きを直すのはそこまで大変な作業ではないのでDIYで解決できることも多いですが、室外機が重い場合や危険な場所に設置されている場合にはDIYで行わずに業者に相談してみましょう。
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